末松信介文科相は７月２９日の定例記者会見で、新型コロナワクチンの３回目接種について、若い世代の接種を推進するため、８月を推進強化月間とし、政府全体で取り組むなどと述べた。
　これに先立ち、７月２６日付で「希望する教職員が３回目接種を受けることができるよう、所管の学校等に対する働き掛けをお願いする」などとした事務連絡を行っている。この文書では、厚労省が作ったリーフレットを紹介。このリーフレットなどを活用するよう要請した。
　リーフレットでは、「７月以降、３連休や夏休みなどを迎え、接触の増加等が予想される」「３回目接種により、オミクロン株感染に対する感染予防効果、発症予防効果や入院予防効果が回復する」などと記している。