採点業務支援ツールで教員の負担軽減へ
17面記事初心者でも安心な「かんたんモード」
記述式対応デジタル採点ソフト「採点ナビ」
近年、教育現場で急速に進むICT機器活用。授業で活用する「教具」としての面がクローズアップされがちだが、使うのは子どもだけではない。教員が日々直面する校務にもICT機器活用の余地が多く残されており、ICT機器をうまく活用できるかどうかが教員の働き方改革の成否に直結するといえる。そのような中、採点業務の負担を大幅に軽減できる校務支援ツール「採点ナビ」が注目を集めている。
高い操作性とAI文字認識で働き方改革を強力に後押し
数ある教員の校務の中でも採点業務の負担軽減は急務だ。手採点の場合、教員は答案を採点し、点数を計算して集計し、PCに入力しなければならない。これでは時間がかかるだけでなく、集計ミスや転記ミスが発生することもあり、ただでさえ忙しい教員の大きな負担となっている。
(株)教育ソフトウェアのデジタル採点ソフト「採点ナビ」は、子どもの答案をスキャンしてデジタル化し、PC画面上で採点可能。採点業務の劇的な効率化につながる。自動集計機能により合計得点がデータ化されるため、データ入力時間が大幅に短縮でき、面倒な観点ごとの得点集計も瞬時に完了する。さらに、答案をスキャンしておくことで、返却後の改ざん防止にも役立つ。
「採点ナビ」の特長は、誰でも操作しやすい画面設計とAI文字認識による自動採点だ。記号選択問題は一瞬で正誤判定が可能。丁寧なナビゲーションに沿ってクリックしていくだけで採点できる「かんたんモード」も搭載しており、ICTに不慣れな初心者でもすぐに使いこなせる。
複数人で採点する入試等では「分散採点モード」を使用すれば、設問ごとに採点担当を割り振り、採点基準を統一できる。テスト返却はGoogle Classroomとの連携でペーパーレスにすることもできる。採点後は、テストの分析結果票をExcel出力でき、正答率が低い問題のみをピックアップして解説するなど、子どもの弱点克服や学習指導にも役立つ。
学校現場からも好評の声多数
導入校からは「手採点の時は何日かに分けて採点していたが、今年の夏の定期試験は1日で2学年分終わらせることができた」(公立中学校教員)「採点の間違いが確実に少なくなった。生徒の解答を一覧で並べて、どういう基準で採点するかを考えられるのもありがたい」(私立中学校教員)などと、公立私立問わず高評価の声が多数届いている。
現在、機能制限なしで「採点ナビ」が実際に試せる無料体験キャンペーンを実施中。この機会にぜひデジタル採点を体験してほしい。
問い合わせ=(株)教育ソフトウェア Tel042・649・9600
https://youtu.be/aZ5mamy5_LU
返却用の答案用紙は観点別得点入り。コメントも入れることが可能で手採点の良さも残している