東北でさまざまな視点から学びを得る教育旅行に
13面記事「だからこそ、東北で学ぶ」
東北観光推進機構
東北観光推進機構は、「東北6県+新潟県」をマネジメントエリアとし「観光の力で、東北を元気に!」をテーマに各種施策に取り組んでいる。
教育旅行では、独自のキャッチフレーズとして 「『こころ』と『いのち』の東北まなび旅」をテーマに、各種セミナーや旅行関係者の招請など「東北6県+新潟」が一体となり、教育旅行誘致を推進している。
東北へ教育旅行を誘致する目的は、大きく三つの思いがあり、
(1) 「生きる力」を育てるために、東北の文化・歴史を探究
(2) 「生きる力」を育てるために、震災・防災・減災について探究
(3) 「生きる力」を育て、将来日本の未来を担う人材に育って欲しい
―という思いだ。東北で「学ぶ」ことは「生きる力」を育てることにもつながる。
「震災・防災・減災学習」と「探究学習×SDGsプログラム」
東日本大震災から11年を迎え、東北各県では着々と復興が進んでいる。震災直後は、震災学習をテーマに東北を訪れる学校が多かったが、現在は、「震災・防災・減災学習」や「東北ならではの探究学習」などを実施する学校が増えてきている。
現在は「震災遺構」や「震災語り部」が整備され、受け入れ態勢が整ってきた。「なぜ、生きる事ができたのか」など、防災や減災に関したニーズも高まっている。福島県の「ホープツーリズム」など、東北でしかできない学びも進化している。東北への教育旅行のもう一つの柱は「東北ならでは」の探究学習やSDGsプログラムだ。東北で探究することは、子どもたちの「なぜだろう」の疑問に対して、「本物に触れる」ことで疑問のヒントを得ることができるのが特色だ。
2022年度東北教育旅行説明会
本年度も学校関係者を対象に東北教育旅行説明会を、札幌・東京・大阪・名古屋・福岡各都市にて開催する。また7月28日(木)にはオンラインでも開催する。
同説明会では「だからこそ、東北で学ぶ」と題し、東北各県と新潟県の発表を行うなど、東北教育旅行キャッチフレーズである「『こころ』と『いのち』の東北まなび旅」について知る機会となる。ぜひ参加してみてはいかがだろうか。
問い合わせ=一般社団法人東北観光推進機構 事業推進部 電話022・721・1291
東北まなび旅HP https://www.tohokukanko.jp/manabi/index.html