成育医療センター

　国立成育医療研究センターが、自傷行為をしている子どもや若者に向けたリーフレット「しんどいって言えない」を作成し、ホームページで公表している。傷つけてしまった後や傷つけたくなった時の対処法を紹介している。
　同センターが３月に公表した調査結果によると「自分の体を傷つけたことがある」とする質問に、中学生は１２％、高校生は２５％が「ある」と回答。「つらい気持ちを、痛みでごまかす」といった声があったという。
　リーフレットでは傷つけたくなったら「スマホや紙に書きなぐる」「身体を動かしてみる」などの方法を紹介。気持ちがマシな時には「自分だけが読める日記を書く」といった対処法を示している。カラー・モノクロ版の他、音声付きも公開している。