戦争伝える学習施設が開館 特攻機模型など展示
2面記事紫電改(下)と九七式艦上攻撃機の実物大模型(画像提供:神姫バスグループ)
兵庫・加西市「soraかさい」
多くの戦争遺跡が残る兵庫県加西市の旧日本海軍の鶉野飛行場跡に4月18日、平和学習にも利用できる施設「soraかさい」がオープンした。第2次世界大戦末期に使用された特攻機の実物大模型などが展示されている。
施設は技術ゾーンと歴史ゾーンに分かれている。技術ゾーンでは、第2次世界大戦末期に組み立てられていた戦闘機「紫電改」や、パイロット養成の練習機や特攻機として使われた「九七式艦上攻撃機」の実物大模型を展示。歴史ゾーンでは、姫路海軍航空隊について四つのストーリー映像で紹介している。
入館料は無料。当面、来館する際に事前予約が必要。
加西市では、修学旅行や平和学習の体験コースなどを紹介する冊子「鶉野飛行場跡平和学習プログラム」も作成している。
問い合わせ(soraかさい)=Tel0790・49・8100