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「カラーフィールド 色の海を泳ぐ」開催中

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企画特集

フリーデル・ズーバス<捕らわれたフェニックス>1982年 オードリー&デイヴィッド・マーヴィッシュ蔵(c) 2022 Friedel Dzubas /ARS,New York/JASPAR,Tokyo G2749

DIC川村記念美術館

 DIC川村記念美術館は「カラーフィールド 色の海を泳ぐ」(主催=DIC株式会社、特別協力=デイヴィッド・マーヴィッシュ・ギャラリー)を2022年3月19日(土)から開催している。
 カラーフィールドは1950年代後半から60年代にかけてアメリカを中心に発展した大きなカンヴァスに色彩を広げて「場」をつくる抽象絵画の潮流。本展は、カラーフィールドの代表作を紹介する日本で初めての展覧会。
 本展では、カラーフィールド作品の収集で世界的に知られるマーヴィッシュ・コレクションより、関連する作家9名に焦点をあて、1960年代以降に制作された約50作品を展観する。
 作家たちは、色彩と絵画の関係を各々の方法で模索し、その過程で独自の描画に至った。変形的な外形を持つシェイプト・カンヴァスの使用や絵具をカンヴァスに染み込ませるステイニング技法、あるいはスプレーガンの噴霧で色を蒸着させる画法など従来では考えの及ばなかった手法を考案し、絵画に新たな地平を切り拓いた。
 床置きの立体作品から横5mを超える大型絵画まで、絵画と色彩の無限の可能性に目を向けて、色の海を回遊するような鑑賞体験が期待できる展覧会だ。

【展覧会概要】

名称
 「カラーフィールド 色の海を泳ぐ」

会期
 3月19日(土)~9月4日(日)
 ※休館日は月曜日、7月19日(火)。
 ※ただし、7月18日は開館。

会場
 DIC川村記念美術館(千葉県佐倉市坂戸631)

開館時間
 午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
 ※会期等は変更になる場合あり。詳細は展覧会公式サイトを確認。

 展覧会公式サイト=https://kawamura-museum.dic.co.jp/

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