これまでの指導方法を生かしたデジタル教材
11面記事教員用学習結果ページ
Libry
Libryは、ICT(デジタル)とこれまでの勉強方法(アナログ)の理想的な融合を目指して考え抜かれたデジタル教材だ。現在、全国の中・高校を中心に600校超で導入され、18社400冊以上の教科書会社、教材会社のデジタル教材をプラットフォーム上にて提供している。提供科目は、数学、物理、化学、生物、地学、歴史、公民、保健体育と幅広い教科で活用可能だ。
デジタル教材とAIドリルの特性を併せ持ち、1つの端末で複数の教材や問題集を管理できるほか、学習履歴に基づいた「類似問題機能」等で、生徒一人ひとりの学習状況や理解度に合わせた個別最適化学習を実現する。
また2022年4月には、「学習者用デジタル教科書」を発売した。
Libryの特徴は
(1) 生徒の学習履歴データを蓄積し、その蓄積したデータを基に苦手問題や類似問題を自動推薦する機能。
(2) これまで学校で使用された教材を紙の教材と「変わりなく」デジタル版で利用可能。
(3) ICTに苦手意識のある教員や生徒でも安心して利用できるよう、導入から運用開始、その後の継続運用までカスタマーサポートの充実。
―の3点があげられる。
これにより、今まで学校で採用されてきた教材をそのままデジタル化し、それまでの指導方法を変えることなく、教員の「課題の作成、印刷、配布、回収」の時間を減らし、生徒の「振り返り、問題探し、テスト対策」の効率アップを実現。教員の働き方の改善や生徒の学習を助けるデジタル教材となっている。