多様な子受け入れる意義や心得、書籍に 過去の本紙連載基に加筆・修正
6面記事 障害のある子どもや配慮を必要とする子どもと共に園生活を送ることは、幼児教育・保育に対してさまざまな視点を生み出してくれる―。「『インクルーシブな保育』導入のススメ 多様な子どもたちを受け入れるための心得」<若月芳浩著、中央法規出版、2420円(税込み)>は、長年にわたって障害のある子どもの保育に取り組んできた著者が、そうした子どもたちを受け入れる意義や心得、実践についてまとめている。
過去の本紙連載「どの子も輝く『障碍児保育』」「インクルーシブな保育とは」を基に加筆・修正したもの。実践事例を紹介しながら「障害のある子を受け入れることは保育の質向上にもつながる」と伝え、管理職や保育者の不安を除き、インクルーシブな保育に踏み出すための一冊となっている。
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