「フランソワ・ポンポン展 動物を愛した彫刻家」開催
10面記事フランソワ・ポンポン<シロクマ>1923―1933年 白色大理石 群馬県立館林美術館蔵
山梨県立美術館
山梨県立美術館は「フランソワ・ポンポン展 動物を愛した彫刻家」(主催=山梨県立美術館、山梨日日新聞社・山梨放送)を2022年4月16日(土)から開催する。
19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した彫刻家、フランソワ・ポンポン。本展覧会では、ポンポンのキャリアの最初期の人物彫刻から、形の洗練を極めた最晩年の動物彫刻まで、約90点の作品を通じて、作風の変遷と生涯をたどる。
ポンポンの出身地であるブルゴーニュ地方のディジョン美術館、ソーリューのフランソワ・ポンポン美術館から来日する作品、また、ポンポンの彫刻と資料を多数所蔵する群馬県立館林美術館の作品によって構成される。
ロダンをはじめとする有力彫刻家たちの下彫り職人として長年キャリアを積んだポンポンは、20世紀初頭に動物彫刻家としての歩みを始め、<シロクマ>に代表される、単純にして優美な形状をもつ独創的な動物彫刻で世に認められた。当時モダンであったポンポンの作品の造形美は、現代においても色褪せることなく、子どもから大人まで親しみを感じられる普遍性をもっている。
ポンポンの国内初の回顧展として、2021年7月より全国を巡回しており、同館での開催が最後となる。
【展覧会概要】
名称
「フランソワ・ポンポン展 動物を愛した彫刻家」
会期
4月16日(土)~6月12日(日)
※休館日は月曜日(5月2日は開館)
会場
山梨県立美術館(山梨県甲府市貢川1―4―27)
開館時間
午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
※会期等は変更になる場合あり(詳細は展覧会公式サイトを確認)
展覧会公式サイト=https://pompon.jp/