サファイア（ラフ）日本彩珠宝石研究所所蔵

国立科学博物館

　国立科学博物館（東京都台東区）は特別展「宝石　地球がうみだすキセキ」（主催＝国立科学博物館、TBS、読売新聞社）を2022年2月19日（土）から開催している。
　本展では、各地の博物館や、ヴァンクリーフ＆アーペルやギメルといった国内外の人気ジュエラーの作品から、多種多様な宝石と豪華絢爛なジュエリーを一堂に展示し、科学的・文化的な切り口から紹介する。
　ダイヤモンド、ルビー、サファイアなどの宝石から、スフェーンなどのレアストーン、真珠、琥珀などの生物由来の宝石まで、約200種の宝石を網羅し紹介する。
　原石から宝石としての特性を最大限に引き出すための成形と研磨の工程をまとめて「カット」という。国立西洋美術館から特別出品される「橋本コレクション」の貴重な約200点の指輪の展示から、紀元前2000年以降、人類とともに発展してきた宝石のカットの歴史を振り返る。
　また、アルビオンアートの特別協力により、古代のメソポタミアやエジプトで作られた作品から20世紀の最先端のジュエリーまで、珠玉の芸術品の数々を展示する。
　また、色鉛筆で描く動物と宝石・鉱物を組み合わせた神秘的なイラストが人気の画家、長靴をはいた描（ねこ）さんの展示も。国立科学博物館の標本などをもとに描き下ろしたイラストを特別に展示する。

【展覧会概要】

名称
　特別展「宝石　地球がうみだすキセキ」

会期
　2月19日（土）～6月19日（日）
　※休館日は月曜日（祝日の場合は翌火曜日）
　※ただし、3月28日、5月2日、6月13日は開館。

会場
　国立科学博物館（東京都台東区上野公園7―20）地球館地下1階　特別展示室

開館時間
　午前9時～午後5時（入場は4時30分まで）
　※会期等は変更になる場合あり。詳細は公式サイトを確認。

　公式サイト＝https://hoseki-ten.jp