東京都教委委員に宮原京子氏 ファイザー社の執行役員
3面記事 東京都の教育委員会委員に、ファイザー取締役執行役員の宮原京子氏が就任した。宮原氏は中央教育審議会初等中等教育分科会の臨時委員や、経済同友会教育改革委員会の副委員長も務めている。過去には、文科省の「デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議」の委員にも選ばれた。
遠藤勝裕委員の退任を受け、13日付で就任した。任期は令和8年3月12日まで。遠藤氏が産業界に縁のある人物であったことから、後任にも産業界から人選を進めていた。
今回の人事について都教委の担当者は「今後、学校と民間企業との連携がより重視されるようになる。産業分野だけでなく、デジタルやグローバルの方面でも、経歴を生かした意見を期待したい」と話した。
今回の委員交代により、5人の教育委員会委員のうち4人が女性となった。