保護者の学校HP満足度上がる コロナ禍後
3面記事 学校が家庭向けに発信する情報について、印刷機関連企業などで構成する民間団体が保護者を対象として行った調査で、学校が開設しているホームページへの満足度は新型コロナウイルス感染症が広がってから向上していることが分かった。
この調査は令和2年の1~2月と11月に実施。小・中学生、高校生の子どもがいる人を対象とし、初回は千件、2回目は1030件の回答を集計した。インターネットモニターから回答を募った。
学校からの連絡の手段について、「プリント(紙)」「メール」「学校のホームページ」を挙げ、それぞれ「とても満足」または「満足」と答えた割合を比べたところ、「学校のホームページ」は中学生の保護者が19・5ポイント増の58・5%と大きく伸びた。小学生、高校生の保護者も増えていた。
この調査はビジネス機械・情報システム産業協会のデジタル印刷機部会が行った。