だいじょうぶかな いちねんせい
16面記事くすのきしげのり 作
うめだちづる 絵
クマの男の子とサルの女の子は、いつも楽しそうに小学校に通う人間の子どもの姿を見て、自分たちも学校に行きたいと願っている。両親に気持ちを伝えてみたが、人間の子どもが行く場所だと言われてしまう。でも、2人があまりに熱心なためタヌキの長老に相談。長老は見かねてクマとサルの家族全員を人間の姿に変身させた。
クマの男の子は「くまだつよし」、サルの女の子は「さるのしずか」として小学校に入学することに。式が近づくにつれてクマの子が不安になるが、サルの子に励まされ、その日を待った。
当日、ドキドキしながら教室へ。ちょっとしたハプニングを経て、友達ができる。
新1年生への贈り物にぴったりな一冊。(幼児から)
(1760円 ひかりのくに Tel06・6768・1155)