共通テストへの「情報」採用、中高一貫校の中学生「知っていた」は35%
9面記事学習塾関連企業など調査
学習塾「個別指導塾WAYS」に通う中高一貫校の中学生を対象に実施した「大学受験とプログラミングに関する調査」で、大学入学共通テストに「情報」が採用されることに対し、「知らなかった」が64・9%、「知っていた」が35・1%だった。一定数の生徒は認知していることが分かった=グラフ参照。
同調査は、プログラミング教育を推進する調査機関「コエテコ総研byGMO」と、「個別指導塾WAYS」など学習塾関連サービスを提供する(株)メイツが実施したもの。現在の中学3年生が高校3年生の受験生となる大学入学共通テスト(令和7年)から「情報」が採用され、受験科目の一つになる。段階的に導入されているプログラミング教育への意識調査なども兼ねた。
調査は1月11~22日に実施。インターネットで1026人から回答を得た。センター試験から大学入学共通テストへの移行は81・1%が「知っていた」と回答。大学受験への関心の高さがうかがえた。また、プログラミングに関しては学校以外の場で「経験したことがある」は32・6%で、プログラミングを体験したことがある生徒は、あまり多くないことなども分かった。