にわ　作
大迫　ちあき　監修

　庭に落ちていた１枚の紙が何か分からずに、５匹のネコが相談していた。そこに次々と仲間が集まり１０匹になる。
　後から来た１匹が、その紙は宝の地図だと言う。そして、みんなで宝を探しに出発する。部屋を出て虹の橋を渡り、冒険を開始。しかし、すぐに花に食べられたり、川に流されたり、お菓子の食べ過ぎで動けなくなったりして、１匹また１匹と脱落していく。
　それでも諦めずに、どんどん進むネコたち。果たしてお宝を探し出せるのだろうか。
　ネコの冒険を通して足し算や引き算を学び、「１対１対応」「１０の補数」などの概念を楽しみながら獲得できる。（幼児から）
　（１３２０円　マイクロマガジン社　Tel０３・３２０６・１６４１）