教育現場のICT化を支援 機能が充実のデジタル教科書
15面記事便利な機能が満載
GIGAスクール構想により1人1台端末の導入が進んでいることを背景に、文部科学省では、小学校のデジタル教科書の本格導入を教科書の改訂時期である令和6年度に実現することを目指している。
そんな中、さまざまな機能を搭載したデジタル教科書を提供しているのが東京書籍株式会社だ。同社の発行している紙の教科書の教科・種目のラインアップをデジタル教科書でもすべて提供しており、教育現場のICT化を支援している。
同社のデジタル教科書には注目すべきポイントが4点ある。
(1)複数の教科を一括管理
複数の教科書や教材を1つのビューアで管理できるため、振り返りや教科横断的な学習にも便利だという。
(2)学習を支える便利な機能
教科書や教材を並べて2画面で表示し比較ができたり、参考資料へのリンクを自由に貼ることが可能。さらに、ペンツールなどを使って書き込むことで、学習の記録を残すことができる書き込み機能などICTを活かした便利な機能が充実している。その中でも教科書を並べて2画面で表示し比較できる機能では、異なる学年、教科の教科書も同時に画面に表示できるため、前年とのつながりや復習などに役に立ち、生徒の理解もより深まる。
(3)特別支援教育への対応
文字の大きさの変更や本文の読み上げ、文字色・背景色・行間の変更ができ、さまざまな子どもたちに配慮された機能が搭載されている(教科により仕様が異なる)。
(4)Dマークコンテンツとの一体的な使用
教科書本文中のDマークや2次元コードを選択するだけで、教科書と連携するデジタルコンテンツが表示できる。コンテンツ内容には、学びを深めるための動画やシミュレーション、音声、Webページなど、教科特性に合わせた便利なコンテンツが搭載されている。
問い合わせ=東京書籍株式会社 教育事業本部(営業部) 電話03・5390・7577
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/ict