日教組 2年ぶりに実践リポート オンラインで教研集会
3面記事 日本教職員組合は1月28日から3日間、第71次教育研究全国集会をオンライン形式で開いた。新型コロナウイルスの影響を受けて2年連続のオンライン開催となった。昨年は全体集会のみだったが、今年は教科や教育課題ごとの22の分科会を設けて、実践リポートを基に議論した。
清水秀行委員長は全体集会のあいさつで、小・中学校での1人1台の端末配備に触れ、「これからを生きていく子どもたちにとって、ICTとの関わりは避けられない状況にある。豊かな学びをバックアップする手だてとして利活用すべきであり、子どもを中心に据えた教育研究活動・教育実践につなげていかなければならない」などと呼び掛けた。
分科会では462本の実践リポートが集まった。小学校で教科化された英語のコミュニケーション指導や、学校の働き方改革に向けた取り組みなどが報告された。