民間調査

　高校生に将来なりたい職業を尋ねたところ、男子は「教師・教員・大学教授」が最も多く、女子も同項目が２位に入った。前年度の調査と比較し、男子は３位から二つ順位を上げ、女子は２位を維持した。志す理由では「恩師の影響を受けて」という趣旨の回答が多かった。
　調査を行ったのは、通信アプリ大手のLINE。同社の提供する通話アプリ「LINE」を活用してアンケートを取った。高校１～３年生を対象に調査。男子５１７人、女子５２７人から回答を得た。調査期間は９月７、８日。
　男子のなりたい職業トップ３は「教師・教員・大学教授」（８・１％）、「国家公務員・地方公務員」（７・７％）、「システムエンジニア・プログラマー」（６・２％）。昨年の調査では「教師・教員・大学教授」は６・０％で３位だった。
　女子で最も多かったのは、昨年と変わらず「看護師」で６・８％。２位、３位についても昨年と同様で、「教師・教員・大学教授」（４・９％）、「国家公務員・地方公務員」（４・６％）となった。
　それぞれの職業に就きたい理由も尋ねた。「教師・教員・大学教授」になりたい理由として、「先生から勉強の楽しさを教えてもらったから」（高２男子）、「先生の言葉で人生が変わったから」（高３男子）、「小学校時の担任に憧れたから」（高２女子）など、恩師に影響を受けたという声が多く集まった。
　調査結果の詳細は「LINEリサーチ」のホームページから確認できる。