自然環境が豊かな国立公園の中で宿泊学習を!
4面記事一般財団法人休暇村協会
北海道から九州までの全国35カ所のホテルと25カ所のキャンプ場を運営する一般財団法人休暇村協会(東京都台東区、河本利夫理事長)では、教育目的の宿泊利用が増加している。新型コロナウイルスの蔓延という未曽有の災禍の中、日本を代表する国立公園など自然環境に恵まれた立地で「ゼロ密リゾート」を目指すと共に体験学習型の「環境学習旅行」を推奨している。
環境学習旅行とは、「豊かな自然を体験(キャンプファイヤーなど)」「日本の文化を学ぶ(歴史学習など)」「生活の中から学ぶ(震災学習など)」「産業を体験する(農業体験など)」の各種テーマから学習内容を深めることを目的としている。
磐梯朝日国立公園に位置する同協会が運営する休暇村裏磐梯(福島県北塩原村、松本清司総支配人)では、防災学習の一環として「非常食炊き出し&防災セミナー」を推奨している。
同プログラムは日本赤十字社福島県支部の協力のもと、災害時の応急手当の講習、実際の災害時で使用されるハイゼックス炊飯袋を用いた炊き出し実習と試食を行う。1888年の磐梯山噴火が起因で「日本赤十字社・平時災害救護発祥の地」として知られる同地において、歴史学習を兼ねる事も出来る理想的なプログラムと言える。
【休暇村協会】
公開URL=https://www.qkamura.or.jp/qkankyo/
(休暇村協会公式サイト内)
問い合わせ=休暇村協会校外学習担当
電話03・3845・8652
【休暇村裏磐梯】
公開URL=https://www.qkamura.or.jp/bandai/
(休暇村公式サイト内)
宿泊定員 176名
総客室数 60部屋(和室28部屋、洋室32部屋)