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オンライン学習の課題 中高生、保護者半数「意欲の維持」挙げる

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民間調査

 オンライン学習を実施するに当たり、中学生・高校生やその保護者の約5割が「学習意欲の維持」を課題だと考えていることが日本マイクロソフト(東京・港区)の調査で分かった。一方、教員は34%が挙げるにとどまった。
 この調査は6月に行い、中学校教員と高校教員を対象に計250人から電話調査で回答を得た。中高生、保護者にもウェブ調査を行った。
 オンライン学習での課題を選択肢の中から挙げてもらったところ、中高生の51%、保護者50%は「学習意欲」と回答。「対面でのやりとりや支援がない」「気が散る、集中することが難しい」がそれぞれ約3割を占めた。
 教員は、「オンライン授業中の接続の悪さや技術的な問題」が39%、「慣れないテクノロジーへの適応」が38%となり、「学習意欲」を上回った。
 オンラインについて心配している利用方法を複数回答で聞くと、教員の48%が、オンラインでからかわれたり、笑われたりすることと回答。相手を傷つけるメッセージの送信や、うわさの拡散などの項目を挙げた割合も高かった。

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