AI活用し学力向上 長野・坂城高などデジタル庁が表彰
3面記事 デジタル庁は10月10日、デジタル社会推進賞の最優秀賞を長野県立の長野県坂城高校と長野県教委が受賞したことを発表した。社会全体のデジタル化を進めている個人や団体を表彰するもので、他に障害者の自立を支援している団体の代表や、特別支援学校が受賞した。
坂城高校と長野県教委は、最優秀賞と位置付ける「プラチナ賞」を受賞した。1人1台端末や、人工知能活用型学習アプリなどのデジタル学習教材を使い、個別最適な学びなどを進めた。生徒の学力向上などに成功したとしている。
プラチナ賞、金賞に続く銀賞は、熊本大学教職大学院の情報教育研修会や岐阜県立東濃特別支援学校の校内活動などが表彰対象となった。
今年の10月10日と11日は政府が定める「2021年デジタルの日」だった。コンピュータで使う二進法のように、「0」と「1」だけで表記することから、この2日間とした。10日には、同賞の受賞者などを発表する催しをオンライン形式で行っている。