ALTの配置校で英語学習意欲高く 小・中生を民間調査
2面記事 ALT派遣最大手のリンク・インタラックが、同社のALTが配置されている小・中学校の児童・生徒を対象にした英語学習についての意識調査の結果を公表した。「英語の勉強は楽しい」とする質問に対し、小学校では79・5%、中学校では65・2%が肯定的に答えるなど、全国学力・学習状況調査の結果と比べ、英語への関心が高いとする結果が見られたという。
調査は小学校6年生1万6236人と中学校3年生1万1903人を対象に6~7月に実施した。
「これからも英語を学び続けたい」という質問に「とてもそう思う」「どちらかと言えばそう思う」と肯定的に答えた子どもの合計が小学校は82・0%、中学校では71・6%、「外国の人たちと英語で話してみたい」は小学校が70・9%、中学校は69・2%だった。
全国学力調査と比較できる質問では「外国の人たちや外国のことについてもっと知りたい」への肯定的な回答が小学校は74・8%と全国平均(平成31年度)より6・1ポイント、中学校は68・4%と5・7ポイント高かった。また「外国の人と友だちになりたい」に肯定的な回答が、小学校では73・1%で4・4ポイント、中学校では67・3%で4・6ポイント高かった。