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「杉浦非水 時代をひらくデザイン」開催

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たばこと塩の博物館

 たばこと塩の博物館(東京都墨田区)は「杉浦非水 時代をひらくデザイン」(共催=毎日新聞社)を11月14日(日)まで開催している。
 日本におけるモダンデザインのパイオニアとして知られる杉浦非水(すぎうらひすい)(1876―1965)は、愛媛県松山市に生まれた。東京美術学校で日本画を学んでいたが、在学中に黒田清輝がもたらしたアール・ヌーヴォー様式の図案に魅せられ、図案家として活動することになった。三越呉服店の図案部初代主任としてポスターやPR誌表紙などを手掛け、ほかにも、銀座線開通時のポスターや「響」「光」といったたばこパッケージのデザインで知られている。単なる「宣伝」の枠を超えた図案家としての幅広い活動から生み出された作品は、現在でいう「グラフィックデザイン」の原点といえる。
 本展では、非水の故郷にある愛媛県美術館所蔵のコレクションを中心に、ポスター・装丁・雑誌表紙・パッケージデザイン・図案集などの代表作のほか、創作の背景を知るためのスケッチ・写真・遺愛の品も紹介する。
 なお本展は、11月23日(火・祝)より三重県立美術館、2022年4月15日(金)より福岡県立美術館で巡回開催される予定だ。

【展覧会概要】
「杉浦非水 時代をひらくデザイン」

・会期
 9月11日(土)~11月14日(日)(前期9月11日~10月10日・後期10月12日~11月14日で展示替えを行う)
 ※休館日は月曜日

・会場
 たばこと塩の博物館(東京都墨田区横川1―16―3)

・開館時間
 11時~17時(入館は閉館の30分前まで)
 ※密集を避けるため、入場制限をする場合あり。
 ※会期等は変更になる場合あり。詳細は公式サイトを確認。

 公式サイト=https://www.tabashio.jp


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