男女別定員見直しへ 都立高入試
3面記事 東京都教委は9月24日、令和4年度都立高校入学者選抜検討委員会の報告書を公表した。男女別定員制を段階的に縮小するなどの方向性を掲げている。令和3年度入学者選抜では、男女別定員を設定している110校のうち42校で、募集定員の1割を男女合同で選抜した。今後は全校で1割を男女合同で選抜した後、2割を男女合同枠に割り当てるといった考え方を示した。
推薦入試ではコロナ禍により、令和3年度入学者選抜で集団面接を中止。令和4年度選抜でも中止する。郵送による出願やインターネットでの合格発表も継続する。一方で、都内公立中学校で一斉の臨時休業を行っていないため、出題範囲は縮小しないとした。