発達障害対応など議論 多様な背景持つ子ども指導で
1面記事文科省WG
文科省は、障害や健康問題、家庭事情など多様な背景を持つ児童・生徒の指導について議論するため、ワーキンググループを設置した。6月から検討を進めている「生徒指導提要の改訂に関する協力者会議」の下部組織。同会議の委員の一部が参加している。
16日の初会合では、発達障害や健康問題のある児童・生徒への対応を議論。委員2人にヒアリングを行った。
担任が養護教諭やスクールカウンセラーと連携することの重要性を確認。同時に、担任が一人で抱え込まないよう、学校全体でも連携を取ることが重要だとした。
また、障害や健康問題、家庭事情など、多様な背景を持つ児童・生徒への対応は学校だけでは困難。外部との密な連携を求め、教員へは当事者との橋渡しの役割を求めた。