「学習指導要領の未来―生活科・総合そして探究がつくる令和の学校教育」発刊
13面記事学事出版
小中高の教員向けの新刊「学習指導要領の未来―生活科・総合そして探究がつくる令和の学校教育」がこのたび学事出版から刊行された。
日本の学校の根幹である学習指導要領はどんな変遷をたどり、何を目指してきたのか、これからどこへ向かうのか。本書は、生活科の新設、総合的な学習の時間の創設、探究的な学びの推進に焦点を当てながら、学習指導要領の未来を考える内容となっている。
第1章は「大胆予想!これからの学校教育と次期そして未来の学習指導要領」、第2章は「学習指導要領はどう変わってきたか」、第3章は「新学習指導要領が本当に目指すところとは」をテーマに、常盤豊氏(前国立教育政策研究所所長)・無藤隆氏(白梅学園大学名誉教授)・奈須正裕氏(上智大学教授)らが執筆。
最終章は特別企画として紙上シンポジウム(2019年11月の日本生活科・総合的学習教育学会第18回学会シンポジウムをもとに作成)を掲載。生活・総合の創設を振り返り、さまざまな論点から令和の教育を展望する内容だ。「生活科」「総合」の学びを今後どう実践していくかを考える上で参考にしたい。
「学習指導要領の未来―生活科・総合そして探究がつくる令和の学校教育」
四六版・224ページ
定価2200円(本体2000円+税)
ISBN978―4―7619―2745―5
編著者=野田敦敬(愛知教育大学学長、日本生活科・総合的学習教育学会前会長)田村学(國學院大學教授、日本生活科・総合的学習教育学会前事業部長)
編集協力=日本生活科・総合的学習教育学会