「発見された日本の風景 美しかりし明治への旅」開催中
13面記事笠木治郎吉 <牡蠣を採る少女> 個人蔵
京都国立近代美術館
京都国立近代美術館は「発見された日本の風景 美しかりし明治への旅」(共催=毎日新聞社、NHK京都放送局)を10月31日(日)まで開催している。
幕末から明治にかけて大勢の外国人画家たちが日本を訪れ、日本の美しい風景や珍しい風俗を描き、故郷への土産にした。日本人画家たちはその影響を受け西洋式の画技を学びながら、外国人に見せたい日本の風景や風俗を描いては外国人に土産として販売し、あるいは留学先で販売して資金にした。こうして明治の日本を表現した油彩画や水彩画は永らく海外で愛好されてきた。
本展では、日本から海外へ渡っていた作品を収集した明治絵画コレクションを紹介する。明治の日本を描いた内外の画家たちによる200点以上の油彩画・水彩画を「明治の日本を行く」「人々の暮らしを見る」「花に満たされる」の各章にわけて展示。大部分が初公開となる作品には、外国人が見た明治の日本、外国人へ見せたかった明治の日本が描かれている。
【展覧会概要】
「発見された日本の風景 美しかりし明治への旅」
・会期
9月7日(火)~10月31日(日)
※休館日は月曜日、9月21日(火)(ただし9月20日(月・祝)は開館)
・会場
京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町26―1)
・開館時間
9時30分~17時(金・土曜日は20時まで)
※入館は閉館の30分前まで
※会期等は変更になる場合あり。詳細は公式サイトを確認。
公式サイト=https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2021/443.html