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保護者が選んだ緊急連絡手段はLINE→アプリ→メールの順

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マンタ

 (株)マンタは保護者が連絡網に登録する媒体を調査した。同社が運営するさくら連絡網はメール、アプリ、LINEを連絡先として登録できるが、小中学校の保護者に何も伝えず連絡網に登録してもらった場合、どの連絡媒体にどの程度の割合で登録するか調査した。
 その結果、50%がLINEに登録し、アプリへの登録者は28%、同メールへは22%となった。LINEが有料であるためアプリの登録率を増やそうとアプリの利便性を強化してきたにもかかわらず、LINEの強さが際立つ結果となった。ただし、80%近くの保護者がLINEまたはアプリという情報が確実に届く媒体に登録しており、連絡網サービスの提供サイドとして非常に安心できる状況と同社は分析している。
 文科省は昨年10月から学校・保護者間における連絡手段のデジタル化を推進しているが、これをフリーのツールや情報が確実に届かない連絡網をベースに実現しようとすると先生の負担は大変なことになる。
 この点が評価され、さくら連絡網は昨年度(2020年度)前年比3倍の新規受注を記録し、導入校も2千校を突破した。確実に届く連絡網のニーズは、今後ますます増えていきそうだ。

 問い合わせ=(株)マンタ Tel0867・71・2170
 https://さくら連絡網.jp/

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