なわとびょ~ん
14面記事シゲリカツヒコ 作
主人公のケンタは縄跳びが苦手。もうすぐクラス対抗の大縄跳び大会があるが練習では失敗ばかり。リーダーのツヨシに怒られ、特訓すると言われるが逃げ出してしまう。
そんなケンタの前に大縄を持った謎の男が現れ、縄を回してほしいと言われる。実はこの縄は、誰でも、どんなものでも、引っ掛からないという特徴がある。
男とケンタは縄を回しながら、各所で起きているさまざまな課題を解決していく。
最後に縄で跳ぶのは、ケンタや周りの友人たち。途中でハプニングもあり、皆が抜けていく中、ケンタはひるまず跳び続ける。
どの場面もユーモアにあふれているが、苦手を克服する大切さが感じられる爽快な一冊。(幼児から)
(1540円 KADOKAWA Tel0570・002・301)