「GIGA下の学び」共同研究 デジタルコンテンツ間の連携など
17面記事学研みらいと教育出版
教科書、一般図書の出版事業などを手掛ける学研教育みらい(東京・品川区)と教育出版(東京・江東区)は6月30日、GIGAスクール構想の下での学びに関する共同研究事業を始めると発表した。広く教科書会社、教材会社の参画を募り、デジタルコンテンツ同士の連携強化、学習記録の横断的な収集・解析、快適な学習環境を保障する配信システムの構築などを目指す。
この共同研究事業は、「みらい授業フォーラム」と名付けた。デジタル教科書・教材の規格はまちまちであるといった課題の解決に向けて研究する。
ICTと紙を活用した効果的な指導法の開発や業務の効率化にも取り組む。
授業力向上を目的とした研修セミナーの企画・運営も予定している。
家庭学習に関しては、習熟の程度が不十分なところを補てんするためにデジタル教材の問題を配信。学校で履修した学習内容が定着できているかを解析する。
実証研究に当たっては、大日本印刷(東京・新宿区)が加わる。