開館55周年記念特別展「百花繚乱―華麗なる花の世界―」開催中
6面記事小林古径 <蓮> 1932(昭和7)年 絹本・彩色 山種美術館
山種美術館
山種美術館(東京都渋谷区)は「【開館55周年記念特別展】百花繚乱―華麗なる花の世界―」(共催=朝日新聞社)を開催中だ。
日本の絵画では中世以来、中国から伝来した花鳥画や草花図などに基づき、ひとつの種類の花を主役にした作品から四季花鳥図のように本来は開花時期の異なる花々を一画面に取りそろえた作品まで、多彩な花の表現が展開した。
明治以降になると、それまでの美意識を引き継ぎつつ、近代的な感覚や季節感、西洋絵画の手法などを取り入れた新たな花の表現が模索され、個性豊かな作品が生み出されている。
本展では近代・現代の日本画を中心に、 横山大観の桜、山口蓬春の紫陽花、小林古径の蓮、速水御舟の椿など四季を感じさせる花の名画を一堂に展示する。
【展覧会概要】
名称=「【開館55周年記念特別展】百花繚乱―華麗なる花の世界―」
会期=4月10日(土)~6月27日(日)※休館日は月曜日(5月3日(月)~6日(木)は開館)
会場=山種美術館(東京都渋谷区広尾3―12―36)
開館時間=平日は10時~16時、土・日・祝日は10時~17時(入館はいずれも閉館時間の30分前まで)※会期、開館時間等は変更する場合あり
問い合わせ=050・5541・8600(ハローダイヤル)
公式サイト=http://www.yamatane-museum.jp/