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「クールベと海展―フランス近代自然へのまなざし」開催

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企画特集

ギュスターヴ・クールベ <波>1869年 油彩・カンヴァス 愛媛県美術館
パナソニック汐留美術館

 パナソニック汐留美術館(東京都港区)は「クールベと海展―フランス近代 自然へのまなざし」(共催=読売新聞社、美術館連絡協議会)を4月10日(土)より開催する。
 19世紀フランスを代表するレアリスムの巨匠ギュスターヴ・クールベ(1819~1877)。あるがままの現実を描くことで、既存の政治や美術制度に敵対的な態度を表明した一方で、大自然や動物、ノルマンディーの海を繰り返し描き、その鋭い洞察力や高い技術力が評価された。
 本展では、画家が集中的に取り組んだ「波」連作を中心に紹介する。さらに、クールベ以前より表象されてきた畏怖の対象としての海、同時代の画家ブーダンやモネが描いたレジャーとしての海もあわせて展覧し、海との距離がより身近なものとなった当時において、クールベがとらえた海の風景画の特異性を探る。
 出品作品は、国内作品にフランスのオルレアン美術館が所蔵する「波」、同時代の画家たちの作品も加わった約60点によって構成される。

【展覧会概要】
 ・名称=「クールベと海展―フランス近代 自然へのまなざし」
 ・会期=4月10日(土)~6月13日(日)まで※休館日は水曜日(ただし5月5日は開館)
 ・会場=パナソニック汐留美術館(東京都港区東新橋1―5―1 パナソニック東京汐留ビル4階)
 ・開館時間=10時~18時(入館は17時30分まで)※5月7日(金)、6月4日(金)は20時まで開館(入館は19時30分まで)
 ※日時指定予約制

公式サイト
 https://panasonic.co.jp/ls/museum/

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