文科省後援「家庭料理技能検定」令和3年度からPCやタブレット受験が可能に
4面記事CBT方式による検定画面のイメージ
香川栄養学園
家庭料理技能検定「料検」では、令和3年度より全ての級の一次試験において、パソコンやタブレットを使って受験するCBT(Computer Based Testing)方式を採用する。1~3級の試験会場は、全国280カ所にあるテストセンターで、4・5級は自宅等で実施となる。二次試験は従来通り。
「料検」は、健全な食生活の基礎となる家庭料理に関わる技能の普及や食育の推進等を目的に設立。
一次試験のみで合否が決まる4・5級は、食事の基本である栄養や食材、調理方法、衛生、日本の食文化などが問われる。これらには、小・中学校の家庭科や保健で学習する内容が含まれるため、児童や生徒に正しい食生活や伝統的な食文化をしっかり身に付けてもらう「食育」の場としての活用も可能。
学校や自治体からの団体申し込みも受け付けており、優秀な成績を残した学校には「文部科学大臣賞」を用意するなど、子どもたちの励みとなる表彰制度も充実している。
試験概要や導入事例については、教員向けにオンライン説明会を開催しており、公式ホームページから参加方法の確認ができる。
問い合わせ
家庭料理技能検定事務局 03・3917・8230