教員採用試験でタブレット使い模擬授業を 中学技術科
2面記事兵庫県教委
兵庫県教委は令和4年度教員採用試験で、タブレット端末を使用した模擬授業を新たに実施する。中学校技術科の試験に導入し、ICT機器の活用を含めた授業実践力を評価する。環境が整えば、その他の校種や教科にも導入する見通し。令和4年度教員採用試験の主な変更点の一つとして2月18日に公表した。
GIGAスクール構想の実現などにより学校のICT環境の整備が進む中、全ての教員に情報端末を活用した授業の実践が求められていることが背景にある。模擬授業の詳細を含め、試験の実施要項は4月中旬に公表するという。
これまでの2次試験で実施してきた模擬授業では、小・中学校や高校、特別支援学校の受験者は当日に配布される教科書などのコピーを基に授業の構想を考え、板書しながら授業を行っていた。
栄養教諭の受験者も同様に模擬授業を行い、養護教諭では模擬授業に代えて模擬保健指導を実施していた。