新型コロナへの対応として学校施設面で取った対策 本社調査まとめ
9面記事 新型コロナウイルス感染症の影響が拡大し、4月から5月にかけて政府が緊急事態宣言を出すなど、現在まで感染拡大防止に向けた対策が続いている。
学校も3月から、2カ月または3カ月にわたり臨時休校となり、再開後も授業やさまざまな活動の充実と感染防止対策の両立に向けたさまざまな工夫に取り組んでいる。
新型コロナウイルスの感染防止に向けて、学校施設面で取った対策があるかどうかを聞いたところ、257自治体(全体の55・9%)が「ある」と答えた。
具体的な取り組みの内容については「サーキュレーターや扇風機を設置し、換気を良くした」(北海道・町など)、「水道蛇口の自動水栓化及びハンドル式→レバー式への交換」(北陸地方・町など)、「教室を分散させるために普通教室以外の教室にもエアコンを設置する」(神奈川県・市など)が多かった。
中には「教室の壁を撤去し、2教室を一つの大きな教室として活用」(北海道・町)という自治体もあった。