「難民について伝えるスキルアップセミナー」オンライン開催
7面記事国連UNHCR協会
国連UNHCR協会(東京都港区)は、難民問題や国際協力に関心をもつ若い世代や、教育現場でそれらを教材として活用したいと考えている教職員などを対象としたオンラインセミナーを10月18日、11月8日、11月29日(いずれも日曜)の3日間に分けて開催する。
同セミナーでは、難民問題やUNHCRについての基礎知識に加え、同協会が開発したワークショップ「いのちの持ち物けんさ」「あるものないものワークショップ」「サトちゃんの大切なもの」の実践と解説により、難民問題を自分事として考えるきっかけづくりをねらう。なお、ワークショップの内容は開催日によって異なり、1日目は「いのちの持ち物けんさ」、2日目は「あるものないものワークショップ」、3日目は「サトちゃんの大切なもの」が予定されている。
セミナーの内容は、総合的な学習、探求の時間、社会科をはじめとした各教科のほか、人権教育、キャリア教育、グローバル人材の育成やアクティブラーニングなどへの活用も期待できるものとなっている。同協会は「コロナ禍においてたくましく現状に立ち向かう難民の人々のことや、東京オリンピック・パラリンピックにおいて結成される難民選手団のことを知ってもらい、日本国内において活躍する学生団体SOARをはじめとしたユースの活動に触れてもらうことにより、これまでにない学びを提供したい」と語る。
参加費は無料で、先着順の事前申込制(各回50名になり次第締切予定)。いずれか1日のみ、または2日間のみの申込も可能だ。申込は専用サイト(https://www.japanforunhcr.org/archives/17136)から。
問い合わせ=国連UNHCR協会 広報啓発事業担当 天沼(あまぬま) 070・3869・1763