本社調査 「コロナ下の教育施策」(29)
NEWS日本教育新聞社は7月、新型コロナウイルス感染症に伴う全国状況を探ろうと、抽出した教育委員会の教育長を対象にアンケートを行った。授業の遅れに対する認識などについて回答を求め、8月10・17日付で詳報している。電子版では、回答のうち、各地の教育委員会の施策などについての自由記述を紹介する。
■岐阜県内の教育長からの回答
Q 最近の教育界の動きについてご意見がありましたら自由にお書きください。また、設問へのご回答に関して補足がありましたら併せてお書きください。
A ICTを活用した学びを進めることは、積極的に取り組んでいきたいと思う。また、あらゆる可能性に挑みたいとも思う。そうした状況下だが、頭での理解は進むであろうが、子供たちの感覚や感性も培う営みをするなど、調和を図ることも忘れてはならない。どんなに詳しい映像を見ても、80%は理解できるが、残りの20%が伴って、本当に分かったことになる。分かった気になって終わっていてはいけない。