公開70周年記念 映画『羅生門』展開催中
7面記事国立映画アーカイブ
国立映画アーカイブ(東京都中央区)は「公開70周年記念 映画『羅生門』展」(共催=京都府京都文化博物館、映像産業振興機構)を12月6日まで開催している。
公開70周年を迎える黒澤明監督「羅生門」に焦点を当てた本展では、企画から撮影、公開、世界展開にいたるまでさまざまなエピソードを再検証するとともに、デジタル技術を使った新たな資料展示の可能性に取り組む。
1950年劇場公開された映画『羅生門』は、国内では大ヒットにはならなかったが、翌年にベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞、翌々年に米国アカデミー賞名誉賞を受けることで国際的な評価を確立した。
展覧会では、世界初展示の品も含め、名スタッフの功績の実際をデジタル展示も用いて紹介するほか、三船敏郎・京マチ子・森雅之・志村喬といった名優にも注目、さらにはベネチアでの受賞をめぐる当時の資料やこの映画が世界に与えた影響についても紹介する
【展覧会概要】
・名称=「公開70周年記念 映画『羅生門』展」
・会期=9月12日(土)~12月6日(日)まで
※休室日は月曜日
・会場=国立映画アーカイブ 展示室(7階)(東京都中央区京橋3―7―6)
・開室時間=11時~18時30分 (入室は18時まで)
問い合わせ=050・5541・8600(ハローダイヤル)
ホームページ https://www.nfaj.go.jp/