日本最大の教育専門全国紙・日本教育新聞がお届けする教育ニュースサイトです。

ペンタブレットでオンライン教育の幅を広げる

11面記事

ICT教育特集

韓国でのオンライン授業

ワコム

 ワコム(東京支社・新宿区)が提供するペンタブレットが、新型コロナの影響により体制整備が急務となっているオンライン教育のツールとして国内外の教育現場で広く活用されている。
 先生用に「Wacom One 液晶ペンタブレット13」を1台導入すれば、ZoomやTeamsのようなオンライン会議アプリの機能で黒板代わりに活用することができる。文字や線の書き込み、ハイライト、画像として取り込んだノートへの注釈を直接行えるなど、対面授業に近い形でオンライン授業が可能。
 また、児童生徒がペンタブレットを活用することで、計算式、英語のスペルなど当たり前のようにペンや鉛筆でノートに書いて覚えていたことをオンライン上で行える。対面式の授業と同様に、自分たちの手を動かし、書いて学ぶことにより、より深く、着実な学習が期待できる。
 韓国の慶北教育庁ではコロナウイルスの影響により学校が休校となった時期に、Youtube Liveを活用したオンライン授業を開始。パワーポイントの内容と連動させながら同製品を黒板代わりに活用した。
 また、米国メリーランド州の学校では、先生と生徒が同製品を所持し、数学の授業などで活用するなど、オンライン授業においてインタラクティブな記述コミュニケーションを実現。普段の授業と変わらず「手書き」を通じた理解の促進が行われている。国内ではこれまでに、手書きの表現が正確に再現されるとしてベネッセの通信講座「進研ゼミ小学講座」の「赤ペン先生」の手書き添削システムに利用されてきた。

 商品詳細=機能・動作環境など、詳細は公式サイトへ
 https://tablet.wacom.co.jp/article/online-education


「赤ペン先生」手書き添削システム

ICT教育特集

連載