本社調査 「コロナ下の教育施策」(15)
NEWS日本教育新聞社は7月、新型コロナウイルス感染症に伴う全国状況を探ろうと、抽出した教育委員会の教育長を対象にアンケートを行った。授業の遅れに対する認識などについて回答を求め、8月10・17日付で詳報している。電子版では、回答のうち、各地の教育委員会の施策などについての自由記述を紹介する。
■新潟県内の教育長からの回答
Q 最近の教育界の動きについてご意見がありましたら、自由にお書きください。
A 教育の質を向上させるには、質の高い教員の確保が急務です。その教員が確保できない厳しい状況です。当地域は山間僻地で、教員確保困難地域です。若い教員が多く、育休代替を見つけることが大変です。少人数学級には大賛成ですが、果たして教員が確保できるのか。教育の質が低下しないか心配です。