写真は平成25年の本社インタビュー時に撮影

　政府の教育再生実行会議に有識者として議論に加わるなどしてきた倉田哲郎・大阪府箕面市長は26日、任期満了に伴い、市長を退任する。
　3期12年にわたって市長を務め、在任中は教育委員を増員し、子育て中の女性を多く登用するなどして、教育委員会の活性化・充実に努めるなどした。倉田氏は7月1日付のブログで「自身の今後のことは決まってないのですが、少なくとも、第二の故郷となったこの箕面の地で、一市民として、家族とともに、皆さんとともに、街の四季折々を楽しみながら暮らしていくことだけは定まっています」とつづっている。同氏のホームページによると、就任時は34歳2カ月で、全国最年少市長だった。