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今年の夏休み 最短は4日間、9割以上が短縮

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 今年の夏休みは公立校の9割以上で短縮することが17日、文科省の集計で分かった。最短は小学校、中学校でそれぞれ9日間、高校は4日間だった。夏休みを短縮するとした割合は小学校が96%、中学校も96%、高校が93%、特別支援学校が92%に達している。
 新型コロナウイルスの影響について、6月23日時点の状況を教育委員会に尋ねた。学校により夏休みの期間が異なる場合は代表的な日数を答えてもらった。学校名・自治体名は明らかにしていない。
 小学校の夏休み期間は16日間と答えた教委が最も多かった。357教委だった。73教委は短縮なしと答えた。9日間としたのは105教委だった。
 中学校の夏休み期間も16日間が最も多かった。344教委が16日間としている。短縮なしは78教委、9日間は139教委だった。
 高校は23日間が28教委で、最も多かった。最短の4日間は1教委にとどまっている。10教委は9日間とした。夏休み期間を5~7日間に設定した教委はなかった。短縮なしは9教委。
 特別支援学校の最多は16日間。21教委あった。最短は9日間で7教委。短縮なしは9教委だった。
 本来の夏休み期間中の給食提供についても尋ねた。夏休み期間中に、給食を提供する割合は小学校、中学校ともに95%だった。
 普段から給食を提供していない自治体を含めて集計している。給食は提供しないが昼食の持参を求めるとした割合は小学校が2%、中学校が5%。給食を提供せず、昼食の持参も求めない半日授業とする割合は小学校が9%、中学校が8%だった。
 この調査では、臨時休業期間の状況もまとめている。臨時休業の期間が30日を超えた割合は小学校が37%、中学校が36%、高校が45%だった。所管している学校で期間が異なる場合は、代表的な日数を上げてもらった。
 休業期間が10日以下だった割合は、小学校、中学校ともに12%、高校は8%だった。
 休業期間中の家庭学習について、「同時双方向型オンライン指導」を挙げた割合は15%だった。緊急事態宣言全国発令前の4月16日の時点では5%にとどまっていた。
 学校種別では、小学校が8%、中学校が10%、高校が47%だった。

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