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コロナ休校 自治体から家庭にICT機器など貸出

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市町村教委

 新型コロナウイルスの感染拡大による休業期間の延長を受け、各自治体で授業動画の配信が行われるケースが相次いでいる。これを受け、視聴機会の保証として、パソコンやタブレットといったICT機器などの貸し出しを始めた自治体が増えている。
 千葉県柏市教委は自宅に十分なICT機器が整っておらず、オンライン授業の視聴などに影響が出る可能性のある家庭に対し、順次iPadとモバイルWi―Fiルーターの貸し出しを始めた。情報端末がなく、インターネットに接続できない環境にある家庭が対象。
 また、各家庭の状況に応じて端末のみの貸し出しも行ったほか、学校のコンピューター室に登校して授業動画を視聴するといった対応も行っているという。
 貸出期間は6月末までとし、学校の休業期間が終了した場合は、その翌日から順次返却となる。
 東京都世田谷区教委も今月上旬から当面の間、ICT環境が十分に整っていない小・中学生がいる家庭に無償で約千台のタブレットとモバイルWi―Fiルーターの貸し出しを開始している。
 福井県教委も県内の小・中学生を対象に、授業動画のDVDとDVD視聴機器の貸し出しを行ってきた。

市町村教委

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