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外国人児童・生徒向け教材サイト利用促す 文科省が休業に伴いリンク集開設

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文部科学省

 文科省は13日、学校の臨時休業に伴う外国人児童・生徒への対応について、都道府県教委などに配慮事項などを通知した。臨時休業に伴い文科省がホームページ上に開設した外国人児童・生徒向け教材リンク集の活用などを求めている。本年度の補正予算を活用して、母語支援員の配置を進めることなども掲げた。
 このリンク集は、「外国につながる子ども向けの教材が知りたい!」の名で、NPOなどが運営する日本語学習サイトや日本語学習カードゲームを用意するサイトなど紹介している。この他、文科省が用意する教材検索ツール「かすたねっと」では多言語の学校関係用語検索ツールも用意している。
 学校から新型コロナウイルスへの感染対策や臨時休業に関する最新情報の発信の際、必要に応じて外国人の家庭にも正確な情報が伝わるよう母語に合わせた文書を用意して発信することを呼び掛けている。
 文科省はこの他、学校再開に向け、子どもの母語に合わせて母語で会話が可能な相談支援員を積極的に配置することも求めた。
 2020(令和2)年度補正予算では「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」が盛り込まれた。母語支援員の確保や、相談支援事業をNPOなどに委託することも検討すべきだとした。
 学校再開に向けては日頃からメールやビデオ通話などを通し外国人児童・生徒の情報を把握することを推奨。また学校再開後に新型コロナウイルスを理由とした外国人への偏見が生まれないよう、注意を促している。

文部科学省

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