外国語活動の評価づくり解説 明治図書がガイドブック
7面記事 明治図書はこのほど、「指導要録記入例&通知表文例が満載! 小学校外国語活動新3観点の評価づくり完全ガイドブック」を刊行した。編著者は菅正隆・大阪樟蔭女子大学教授。
小学校は本年度から新学習指導要領の全面実施を迎えた。第3・4学年で行う外国語活動の取り組みは、高学年の教科「外国語」につながっていく。指導をきちんと行い、その成果や課題を確認する上でも評価が重要になる。
本書では、評価の考え方や目標((1)「知識及び技能」(2)「思考力、判断力、表現力等」(3)「学びに向かう力、人間性等」)の立て方、学習評価((1)「知識・技能」(2)「思考・判断・表現」(3)「主体的に学習に取り組む態度」)の評価規準の作り方を紹介している。
評価事例を取り上げるに当たり、ベースにしているのは文科省教材「Let’s Try!」。指導要録や通知表の作成、記入文例も取り上げている。あくまで例示であり、観点を記入する内容などは各学校の状況で検討してほしいとしている。
B5判、160ページ。定価2530円。本書のシリーズで高学年の教科「外国語」を扱ったものもある。
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