高校生と大学生の留学を応援する「文部科学省トビタテ！留学JAPAN」は4月10日まで、インターネット上で留学成果報告会を実施している（https://tobitate.mext.go.jp/web-debriefing/）。
　高校生コースで10人、大学生コースで8人がそれぞれ、動画投稿サイトを使って5分間ほどで留学の動機や現地で学んだことなどを話している。専用サイトでは、「最も素晴らしい発表者」に投票する仕組みを設けてあり、その結果に基づいて表彰を行う予定。
　29日には、午前11時から午後9時にかけて、発表した奨学生とオンライン上で交流する場を設ける。ZOOMというインターネットサービスを使う。
　「文部科学省トビタテ！留学JAPAN」は、毎年秋から冬にかけて、実際に会場を設けて、留学から帰国した奨学生の成果を発表する会を開催してきた。本年度で5回目となるが、新型コロナウイルスの流行に伴い、オンライン開催に変更した。
　今回も、昨年秋には全国6会場で成果報告会を行っており、100人以上が発表している。その中で優れた発表を奨学生が動画を制作し、オンラインでの報告会に臨んだ。