定時制・通信制高校生の「生活体験」を冊子に
NEWS 公益財団法人全国高等学校定時制通信制教育振興会は定時制・通信制の高校の生徒による生活体験発表の模様を冊子にまとめた。昨年11月には、58人の生徒が定時制・通信制高校で学ぶようになるまでの経緯や、入学後の様子などを発表し合う発表大会があり、その発表内容を収録した。
最優秀賞に当たる文部科学大臣賞は千葉県立松戸南高校の白倉光貴さんと、愛媛県立松山東高校の菊池歩美さんが受賞した。
白倉さんは中学校在学中、不登校になったが、松戸南高校の存在を知ってから猛勉強して合格。生徒会長を務めるなどしている。
菊池さんは、高校を中退し、シングルマザーとして子どもを育ててきた。長女が全日制高校に入学・中退した後、一緒に松山東高校の通信制課程で学んでいるという。