2020年春、高校数学参考書が電子書籍版で提供開始
6面記事提供予定の書籍シリーズ
東京書籍×リブリー
教科書大手の東京書籍(東京都北区、千石 雅仁代表取締役社長)と、スマートに学べる問題集を開発・提供するリブリー(東京都千代田区、後藤匠代表取締役CEO)はこのほど、東京書籍の高校数学参考書2シリーズの電子書籍版を来春に「リブリー」で提供開始することを発表した。
電子書籍化されるのは、系統性を重視し、思考力を磨く『NEW ACTION LEGEND』シリーズ(数学I+A,II+B,III)と基本から入試レベルまでの学習内容を網羅した『改訂版ニューアクション ベータ』シリーズ(数学I+A,II+B,III)。
「リブリー」は生徒一人ひとりの学習履歴に基づいたアダプティブ・ラーニングを可能にする「中高生向けデジタル問題集」で、問題検索や苦手分野の分析などの機能で、生徒がより効率的に学ぶことができる。
今回の協業合意で、先生方に多くの支持を受けている参考書の良質なコンテンツに、学習履歴等のデータを蓄積・分析できる付加価値をつけることができた。この新たな価値により、先生はより指導しやすく、生徒はこれまで以上の学習効果が期待できる。
学校で導入すると、生徒向けコンテンツと合わせて、「リブリー」の学習履歴や宿題の実施状況を確認するための先生用管理ツールも使うことができる。両社は、今後、全国の学校で採用されるよう、協力・連携していくという。