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自治体が小学生に公共施設無料パスポート配布

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地元への興味関心につなげる
岡山市など13自治体

 岡山県内の岡山市など13の市町は、同地区内の小学校などに通う児童を対象に公共施設が無料で利用できるパスポートを配布した。子どもたちの地元に対する興味や関心を高めるために実施する。
 この地域は岡山連携中枢都市圏と呼ばれ、2017(平成29)年度に連携を結んだ。教育や経済、スポーツなどの分野で協力している。
 パスポートの対象は圏域内の小学校と特別支援学校初等部に在籍している子どもたちで、小学校を卒業するまで使用できる。提示すると同都市圏にある博物館や資料館など65の施設が無料になる。
 対象の施設をまわるスタンプラリーも20日から開始。来年の1月31日まで実施する。
 事業は、圏域内の子どもたちが歴史や文化、自然などの地域資源に積極的に関われるようにするために取り組んでいる。施設の利用者の増加も図る。

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