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文科省の有識者会議、「通級」のガイドに年間の流れなど盛り込む

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文部科学省

 通級指導の担当教員のためのガイド作りを検討している文科省の有識者会議(座長・宍戸和成・国立特別支援教育総合研究所理事長)が17日、第4回の会合を開き、ガイド作成の基本方針などを話し合った。通級指導担当の年間の動きや実践事例集を手厚く盛り込む考えを確認した。個別の教育支援計画と指導計画の作成方法や目標設定の方法などを明記する。
 今後、委員間で分担を決め、執筆を始める。年度末の完成を目指す。
 通級指導を受ける子どもは近年、急増傾向にある一方、担当には、初任者や特別支援教育の経験のない教員が多いことが課題になっている。
 ガイドでは、通級指導未経験の教員が課題に感じる内容についての解説や事例を多く盛り込む方針だ。形式・分量はA4版、70ページ以内。実践例は1事例2ページ見開きにまとめ、本人・保護者とのかかわり▽1単位時間の授業の組み立て▽在籍学級の担任との関わり―などを盛り込む。

文部科学省

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